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シートのへたりを復活させたい方。シートのへたりを根本的に直すには、内装修理の専門業者さんを頼るのが最善です。
私の愛車はBMW2002。シートに座るたびに憂鬱になります。シートがヘタってしまい、お尻に骨組みが当たって痛いんです。
ただ、BMW2002のような旧い車のシートを修理できるようなショップって、すぐに見つかるのかな?得意のネット検索で探してみようと思います。
シートのへたりを復活させる
シートの骨組みがお尻にあたります
BMW2002に乗るたびに、茶色い繊維状のゴミがフロアに散乱していました。
なんだ?これは?と出所を探りますと、シートの裏面から、その繊維状のゴミはボロボロと落ちてきています。
裏面を覗き込んでみると、どうやらシートの詰め物のようです。
BMW2002のシート素材って、ウレタンじゃないんだ?ちょっと調べたところ、「ヤシガラ」という天然素材とのこと。
ほー、天然素材なんだ。旧車あるあるなのかもしれませんが、こういう豆知識は嬉しいものです。
その天然素材も数十年の時を経て、段々とヘタり、シート自体の張りがなくなってきています。シートの表面がフニャフニャです。
さらに!最近、シートに座ると何かが当たるなと思っていたら、素材のヘタりでシートの骨組み(ワイヤー)が浮き出てくる始末。
けっこう痛いんです。これが。
しばらくはシートに座布団のようなものを敷いて我慢していたのですが、やっぱりカッコよくないなと、リペアを決意しました。
シートの修理業者を探してみました
「シート 修理」をGoogle先生にお尋ねしたところ、トータルリペアというチェーン系列のリペアショップがズラズラと出てきます。
こちらで何件か問い合わせるも、表面の張替えやレザーの補修はできるけど、シート中身詰め替えは、う~ん・・・いうところばかり。
ちなみに、同じトータルリペアの看板を掲げていても、業務範囲や料金はそれぞれ違うようです。
次に、旧車や外車が得意そうな内装修理専門店に問い合わせてみました。・・・もちろん、できることはできますとのこと。
そこで、ざっくり概算のお見積もりを聞くと、予想通りというか、大幅に予算オーバー!
きちんと丁寧に、時間をかけてやっていただけるのでしょうが、私の予算とかけはなれすぎ。シートが何脚も買えちゃいそうなお値段でした・・・。
車の内装修理専門店L-8
ようやくたどり着いたのが、練馬区にある車の内装修理専門店。そのショップは、「車の内装修理専門店L-8(えるはち)」さんです。
ブログを拝見すると、今までの施工事例が載っていて、とても安心できます。守備範囲も、国産車から、外車・旧車、はては商業車までとオールマイティ。
電話での対応も好印象でした。私の自宅からは30分ほどの距離なので、早速、店舗に持ち込ませていただくことに。
そこは閑静な住宅街。こんなところに修理工場なんてあるの?という場所にL-8さんはあります。
HPのイメージ通り、柔和でやさしそうな店主さんです。BMW2002のシート詰め替えはやったことがないと仰ってましたが、快く引き受けていただきました。
店主さんと、ウレタンの硬さや詰め具合をお打合せ(さすがにヤシガラ素材はなかったです)。
あんまりパンパンに詰め込むと膨らみすぎちゃいそうなので、そこそこの厚さで詰めていただくことにしました(お尻が少し沈む程度に)。
また、シート表皮に10cmほどの裂け目があったのですが、今回は予算的に見送ります(裂け目は補修不可なので、似たような合皮素材で座面の張替えになりますとのことでした)。
2日後に、L-8さんから仕上がりましたとの連絡あり。いいですねー、早いですねー、ありがたいです。
もう少し早く仕上がる予定でしたが、シート背面の表皮取り外しに少し苦労してしまったと仰ってました。
ワクワクしながらショップに向かいますと、BMW2002の車内、そこには、張りを取り戻して生まれ変わったシートが!
うん、見た目が全然違いますね。座り心地も適度な硬さを取り戻せました。本当にやって良かったと思える施工内容です。
あ、気になるお値段ですが、月のお小遣い程度で収まりました(笑顔)。
こちらは内装全般の修理をお願いできますので、何かあれば即ご相談させていただこうと思います。こういうショップさんとは、末長~くお付き合いさせていただきたいものです。