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KAROマットへの交換をご検討の方。色んなメーカーからマットは出ていますが、もう、KARO一択でよろしいのではないかと。
クラブの仲間がKAROマットにしたのに影響されて、真似して買ってみたら重厚感はあってズレないし、踏み心地も良くて大満足です。
KAROマットの激安情報
最初のマットはヤフオクで黒と灰のチェック柄で1万円程度のもの(今思えばKAROマットのSISALに寄せているマットでした)。
取り付けたとたんにマットがずれる、ずれる。正直かなり不快。
それでも、なんだかんだ1年ほどは使ったでしょうか。ふと、マットを見ると、右足の踵があたる部分が、かなり擦れて毛羽立ってました。
1万円も出してこんなものなのか・・・、もっといいもの買った方がいいのかな。
高級マットの代名詞 KAROマット
KAROマットの名前はかねがね聞いていました。お高~いマットです。高級外車のオプションで用意されているようなイメージ。
その高級マットをBMW2002クラブの仲間が購入したとのSNS情報。
さっそく、「KARO」マットを見せてもらうと、ボディと同系色のマットが、あたかも純正のように敷かれています。
この人は、あいかわらず、センスがいいなー。
触らせてもらうと、マットの毛足はかなり長い、そして、裏のラバー面も分厚く、しっかりした作りなのが分かります。私の1万円マットとは大違いです。
ここでKAROマットの歴史をちょっと紐解いてみます。
「1980年当時、自動車メーカー純正品といえばゴム製のマットがほとんどの中、人気だったのが、ココヤシ素材で作られた、ポルシェの「ココスマット」。
ただし、ココスマットは、艶がなく、色も鮮やかなものではなかった。そこで、KARO社は新たな素材の研究に着手することに。
試行錯誤の末、天然素材の中でも強い強度を持つシザル麻を発見し、KAROブランドとして発売するに至った。」
シザル麻って天然素材なんですね。初めて知りました。
で、代表的な商品は「SISAL(シザル)」。KAROマットというと、真っ先に思い浮かぶのが、赤×黒、灰×黒、青×黒などの鮮やかなチェック柄のマット。
確かに、当時のポルシェやBMW、VWなどの欧州車に似合いますよね~。
KAROマットに激安店なんてあるのでしょうか
クラブの方が購入したのは、「KRONE(クローネ)」という、上から二番目の上級ライン。色はとても上品なツイードボルドーというもの。
「KRONE」は化学繊維でありながら、天然ウールのような質感で、シンプルなツイード調の織り柄。裏面のラバーフォームも増量されていて、防音効果も向上しているマットとのこと。
「SISAL」もいいけど、ちょっと当たり前すぎるな。真似になっちゃうけど、「KRONE」の色違いで、大人っぽいツイードブラックにしようかな。
と、あっという間に購入意思が固まってしまいました。やはり、いいものはいいんです。
そうなると、どこで買うかが問題となります。KAROマットの販売代理店はあちこちにあり。ヤフオクにも出ているし、Amazonにも出ています。
当然、高級カーマットである「KARO」は高い。高い中でも、激安セール店みたいなものはないのでしょうか?
日々、あちこちの販売サイトを探し回り、とあるパーツ販売もしているタイヤ屋さんに行き着きました。
サイトには販売価格が出ていませんでしたが、車名などをメールして問い合わせると、すぐにお返事がきました。
「や、安い(ほかの販売店と比較して)!」
すぐに購入のメールを送りました。これぞ即即買いです。
ほどなくしてKAROマットが到着。届いた荷物を手にとってみるとズッシリと重い。1万円マットとは大違いです。
車内に敷くと車格が一段上がったような錯覚に陥るほどの重厚感。
ただ、色選びはやや失敗したかな?おかしくはないのですが、グレー地に黒マットということで、どうにも地味すぎるような。
マットを止めるフックも付属していましたが、とりあえずは置くだけで使ってみることに。うん、いい!マットの重量があるので、全然ズレません。
足を置いた感じも、ちょっとフワっというか、上質な絨毯を踏んでるような。
そして、購入から3年余り。マットに擦れや毛羽立ちなどは一切見受けられません。長く使うものだからこそKAROマットはお勧めです。
KAROマットについての参考情報
KAROマットには「KARO」と「KAROism」という商品が存在するようですが、発売元によると、どちらも本物であるとのこと。
発売時期により1980年~KARO、1997年~KAROism、2006年~再びKAROに変更したという経緯があるようです。