旧車にスマホホルダー。梨地模様の質感はiottie。

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BMW2002とスマホホルダー

旧車にスマホホルダーを付けてみたい方。量販店を探してみても、旧車の内装に合う渋いスマホホルダーってなかなか見つかりませんよね。

私の愛車は1975年式BMW2002tiiです。内装は黒一色、レザー調のシートと梨地模様のコンソール。

そんな雰囲気ですので、どうしても、量販店に売られているプラスチック感丸出しのスマホホルダーを付けることに抵抗がありまして。

内装にプラスチック素材を多用している現行車ならマッチングはいいのでしょうが、1970年代のレザー調の内装には、どうにも似つかわしくありません。

そんな葛藤の中、使ってきた歴代のスマホホルダーをご紹介させていただきます。

旧車に似合うスマホホルダー

星光産業製 EC-290

星光産業製EC-290。この製品はとにかくシンプルです。コの字型で、着脱用ローラーにより片手でスムーズにスマホを着脱。360°回転可能。金属製のステー付属。

取付け可能なスマートフォンは幅58-88mm、厚み6-20mm以内、重さ250g以内。

まず、その主張しない見た目が気に入りました。背面に金属製のステーを取り付けることにより、取り付け箇所も選びません。

私は、オーディオ付近のセンターコンソールに穴を開けて、金属製ステーをビス止め固定することにしました。目立たないけれど、視界には入るベストポジション。

気に入っていたのですが、ステーに弾力性があるためか、スマホがブレてしまうという難あり。そして、二代目へと移行しました。

槌屋ヤック製 PZ-608

初代は目立たないよう下のほうに設置していたのですが、二代目(槌屋ヤック製 PZ-608)ではダッシュボードの上へ設置することにしました。

この製品は、スマホ取り付け面に「pitanko」とロゴあり。本体設置は強力な両面テープにて。4軸可動ができるという優れものです(カチカチと色々な角度に変えられる)。

取付け可能なスマートフォンは:幅約45~80mm、厚み約8~25mmまで。

これは、しっかりした製品。スマホ画面をベストの位置にするために、角度の変更が自由自在に細かくできました。機能的には申し分ありません。

ただ、やっぱり、どうしても、スマホを付けてないときのホルダー本体を見ると・・・やっぱり、どうしてもプラスチック。

iOttie Easy Flex2

このiottieシリーズは刺さりました。パッケージを見ると「BLAND IN THE U.S」。製造は中国あたりと思われますが、デザインは私の好きなUS仕様。

とにかく気に入ったのが、そのマットな質感。そして、iottieというロゴマーク

車への取付は、ダッシュボードに置き、ダイヤルを回すだけ(このギミックが面白いんです)。360°回転可能。適合スマートフォンは幅5.7~7.5cm。

スマホの傾きは調整できますが、高さの調整ができないのが不満点。四代目へと続きます。

iOttie Easy flex3

自分的には前作の改訂版にあたるモデル。台座の形が変わり、高さがかせげるようになりました。幅53.34〜78.74mmまでのスマートフォンに対応。引き続き360°回転可能。

iOttie Easy One Touch4

先代モデルでもクリアしきれなかった、高さ調整問題がこのモデルで解決。

ホールド幅は今まで出最大の約9cm。ほぼすべてのスマートフォンに対応可。簡単にスマホをロック&リリースができるワンタッチ機能。リリースもワンプッシュで楽にできます。

今回の目玉。12.4cmから21.1cmまで伸縮自在のアームを搭載。また、角度調節ノブは225度可動で最適な位置と角度に調節可能。もちろん360度回転可能。

iOottie史上最強モデルといっても差し支えありません。

ただ、ここまで、便利になると、見た目がゴテゴテしすぎで、かっこ悪く感じるようになってしまいました。ただの、わがままなんですが。

カロッツェリア SC500(ワイヤレス充電)

初のワイヤレス充電モデルに手を出してみました。オーディオがカロッツェリアなんで、メーカー合わせで、カロッツェリア製のSC500モデル

クルマを知り尽くしたカロッツェリアによる、先進性と安全性を兼ね備えたスマートフォンクレイドルという謳い文句。

簡単に、且つスタイリッシュにスマホを設置できる「電動オートホールド」。スマホを置くだけでそのまま充電できるワイヤレス充電「Qi規格」対応。

充電機能は問題ありません。これは便利。ちょっとプラスチック感が気になりますが、デザイン的にカロッツェリアという高級感のあるイメージは伝わってきます。

ただし、厳しめに言わせていただくと、車載スマホホルダーとしての評価は低いです。

まず、ホルダーを固定する吸盤が弱すぎ。これは車載のスマホホルダーとしては致命的です。吸盤が剥がれて、スマホごとホルダーがコテっと倒れてしまうシーンが何度もありました。

運転中に吸盤が剥がれると、スマホとホルダーが転げ周り、危ないことこの上ありません。吸盤を丁寧に水洗いし、固定箇所をアルコールで拭き上げてもダメでした。

次に、電動オートホールド機能の不具合。

スマホをホールドしているアームは、センサーにより自動開閉できます。これが、センサーに触れていなくても、勝手に開閉してしまう現象が何度も起きたのです。

知らぬうちにセンサーに触れていたのかとも思い、注意してみましたが、やっぱり勝手に開閉してしまう。

吸盤は弱いは(ヘッド部が重過ぎるのでしょうか??)、センサーは勝手に反応するは、使いづらすぎて、今は、押入れの肥やしと化しています・・・。

iOttie Easy One Touch(ワイヤレス充電)

そうはいっても、ワイヤレス充電の魅力には抗えず、またもワイヤレス充電モデルを購入しました。あの、大好きなiOttieシリーズ。

これもさすがはiottie。スマホ取り付け面がかっこいい梨地模様。主張しすぎず、すっごく、BMW2002に合っているデザインです。

と、ウキウキしながら、ある夏の午後に乗っていたところ、スマホに異変が・・・。「高温のため・・・・」というエラー表示。

スマホを触るととても熱い。しかも、だいぶ充電しているはずなのに、全然パーセンテージが上がっていません(充電ができていない)。

スマホホルダー本体を触ってみるとかなりの高熱です。すぐに充電コードを外しました。熱い日だったから誤作動してしまったのでしょうか??

残念ながら、陽気は関係なし。この日以降、何度か充電を試みましたが、ホルダー本体が熱くなるだけで、スマホの充電はできずじまい。

ホルダー本体の不良なのかどうなのかは不明。購入サイトにはその旨をレビューとして上げてみましたが、特に回答はありませんでした。

デザインはお気に入りですので充電機能を外して使い続けています。

→BMW2002でスマホをUSB充電する方法を知りたい方はコチラ

※ちなみにですが、SmartTapというスマホホルダーは、iOttieと同じ商品のようで、何らかの関係があると思われます。

BMW2002に似合うスマホホルダー探しは、まだまだ続くのです。

2002guide

この記事を書いた人

2015年の春に1975年式BMW2002tii(ベロナレッド)を購入。

関東近県を中心に活動するBMW2002などクラシックBMWのクラブに参加。クラブ活動として、年数回のツーリングを楽しんでいます。

今までに修理してもらったり、弄ってもらったりしたところは、エンジン(載せ換え)、足回りの変更、点火系強化、オールペイントなどなど。

週に何回かは通勤などでも使用して、BMW2002ライフを楽しんでいます。

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