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旧車を購入したら、どんなパーツを付けようかあれこれ悩むのも楽しいひと時ですよね。そして、パーツといえばすぐに思い浮かぶのがステアリングじゃないでしょうか。
そこで、旧車にはどんなステアリングが合うのかなってことを、私のBMW2002を例にお話ししていきたいと思います。
旧車にはどんなステアリングが合うのかお知りになりたい方はご参考にしてください。
旧車のステアリング交換をしてみました
昔ほどではありませんが、ステアリングは各社からたくさんの種類が出ています。
旧車に合いそうなステアリングとしては、Nardi、momo、PERSONAL、MotoLitaあたりになりますでしょうか。
車種によって合う合わないがあるとは思いますが、私のBMW2002を例にステアリングのマッチングを見ていきましょう。
ナルディ クラシックウッド36φ
BMW2002の購入時に付いていたのがこのステアリングになります。ナルディクラシックウッドの36φ。
なぜかホーンリングが黒というツートン仕様。ホーンはナルディ純正でBMWのマーク入りです(貴重です)。
私的には、ステアリングといえばナルディクラシックというくらい思い入れのあるステアリングになります。
若かりし頃に乗っていたランサーEXにもレザーのナルディクラシックを付けていました。
旧車のみならずありとあらゆる車にマッチする普遍的なデザインではないでしょうか。ユーノスロードスターやかわいい感じの軽自動車などにも合いますよね。
特に何の不満もなかったのですが、色々と試してみたく交換することにしました。
ナルディ ANNI’60(アニバーサリー60) ウッド 38φ
色々と見ていてどうしても気になったのが、ナルディ ANNI’60(アニバーサリー60) ウッド 38φになります。
メーカーの商品説明には「1950~60年代において、フェラーリやポルシェに採用され、レースで活躍したステアリングの復刻版モデルです。」とあります。
私はこういうストーリーに本当弱いんですよね。物欲が掻き立てられます。
ただ、こちらのステアリングは無茶苦茶お高いんです。本体価格(税込価格)でなんと¥105,600!おいそれと手が出せない価格です。
出物があるかどうか分かりませんが、ヤフオク、メルカリを定期観測して中古品を狙うしかありません。持久戦です。
ほどなくして30,000円台で無事にゲット!ラッキーでした。いまの相場ですと8万~10万ですので超格安での購入となります。
BMW2002とナルディ ANNI’60の組み合わせは最高で二年ほど使っていたのですが、一つ難点があり交換することにしたのです。
PERSONAL MONZA ウッド 35φ
その難点とはステアリングの握りの細さ、そして径の大きさです。
普段乗りをしている分には問題はないのですが、ツーリングなどでちょっとした山道を走っていると操作がもたついてしまいまして。
そこで、ナルディと同じボスを使えて、少し小径のパーソナルMONZAに食指が動いた次第なんです(ちなみにmomoにも同名のMONZAというモデルがあります)。
スポークのデザインがスリット(溝)ではなくディンプル(穴)というのも新鮮でいいなと。
こちらはヤフオクにて1万円で購入。安いだけあってスポークは薄汚れてるわ、ウッドの裏側には説明になかったひびがあるわで、それはそれは磨きがいがありましたが・・・。
握りはナルディクラシックよりはやや太めで握り心地もばっちりです。いまはこのステアリングに落ち着きました。
モトリタ ウッドステアリング14インチ
いつかは付けてみたいと思っているモトリタ。
こちらのステアリングは英国製。クラシックミニなどに付いているのをよく見かけますが、ドイツのBMW2002にも意外と合うと思うんですよね。
モトリタのBMW2002用ボスだけは準備して持っています。