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古い車は自動車保険や車両保険に加入できるのでしょうか？結論から言いますと、BMW2002のような旧い車でも、特にハードルもなく、自動車保険に加入することは可能です。
古い車が自動車保険や車両保険に入れるか調べてみました
自動車保険はネット経由で契約する「ダイレクト型」と、昔ながらの代理店さん経由で契約する「代理店型」とに分かれます。
ダイレクト型自動車保険
ダイレクト型の自動車保険は、インターネット上で条件などを入力していくと、自動的に見積もりが出るので、とても便利ですね。
私の愛車である1975年式のBMW2002の型式「20021」（2002ではないのでご注意）を入力してみると、以下の通り、無事に自動車保険に加入できるのが分かりました。
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保険会社（ダイレクト型）
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BMW2002の保険加入
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車両保険加入
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| イーデザイン損保 | ○ | × |
| ソニー損保 | ○ | × |
| 三井ダイレクト損保 | ○ | × |
| アクサダイレクト | ○ | × |
| チューリッヒ保険 | ○ | × |
| おとなの自動車保険 | ○ | × |
ただし、残念ながら、車両保険に関しては一律で引き受け不可とのこと。
代理店型自動車保険
代理店型の自動車保険は、HP上で連絡をしても、代理店経由で電話が直接来たり、「代理店へ直接ご連絡ください」とメールで回答されたり、ちょっと面倒くさいかなという印象を受けました。
代理店型の保険会社に一件、一件、お尋ねした結果、こちらもBMW2002のような旧車の加入はOKとのこと。
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保険会社（代理店型）
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BMW2002の保険加入
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車両保険加入
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| あいおいニッセイ同和損保 | ○ | 市場価格で検討可△ |
| 共栄火災 | ○ | × |
| 損保ジャパン | ○ | 相談可だが難しい△ |
| 日新火災海上 | ○ | × |
| 三井住友海上 | ○ | × |
車両保険につきましては、あいおいニッセイ同和損保の代理店、損保ジャパンの代理店ともに、ケースによって加入の可能性はあり得るとのこと。
ちょっと、もやもやする回答になってしまいましたが、旧車を扱う販売店さん（代理店を兼ねていることが多い）に直接問い合わせてみるのがいいかもしれませんね。
クラシックカー専用の自動車保険
最後に、クラシックカー専門のChubb損害保険をご紹介させていただきます。この記事を書くにあたり、私がはじめて知った保険です（旧車界隈では有名かもしれませんが・・・）。
車両保険の加入を前提とし、年数や年間走行距離で割引も受けられるなど、BMW2002のような旧い車にとって、何やらよさそうな保険です。
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保険会社（ｸﾗｼｯｸｶｰ専門）
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BMW2002の保険加入
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車両保険加入
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| Chubb損害保険 | ○ | ○ |
車両保険加入は市場価格で検討可。さらに、「1975年以前に製造」「年間走行距離2,000km以内」なら保険料は20％割引。
保険料がどれくらいになるのか心配ではありますが・・・。私も来年4月の保険切り替えで問い合わせをしてみようと思います！
続きまして、私たち旧車乗りにとって命綱ともいえるロードサービスについて、各項目ごとにランキングを付けてみました。
ロードサービスランキング
出先で車が動かなくなってしまったときに頼れるサービス。動かなくなった現場から、お客様指定の修理工場までの対応距離ランキング！
1位 日新海上火災 約800km
2位 あいおいニッセイ同和損保 約500km
2位 三井住友海上 約500km
4位 共栄火災 約200km
5位 おとなの自動車保険 約180km
5位 損保ジャパン 約180km
7位 チューリッヒ保険 100km
7位 ソニー損保 100km
9位 イーデザイン損保 60km
10位 SBI損保 50km
10位 三井ダイレクト損保 50km
12位 アクサダイレクト 35km
BMW2002ですと、200～300kmくらいのツーリングは結構行きますので、5位以上の対応距離だと安心かもしれませんね。
私が加入しているSBI損保は、ほぼ最下位の50kmでした・・・。
旧車あるあるで、夏場など乗らない期間が長かったりすると、バッテリーが上がって動かなくなったりすることがあります。
そんなときの心強い味方。ロードサービスの「ジャンピング」（バッテリー上がりの車両にケーブルをつないでエンジンをスタートさせること）サービス。
ほとんどの保険会社は、保険期間中1回までは無料というのが多いのですが・・・。
1位 日新火災海上 回数制限なし
1位 共栄火災 回数制限なし
3位 ソニー損保 保険期間中3回
レッカーけん引に続き、代理店型の自動車保険が上位に並んでいます。
以下は同率（保険期間中1回まで対応）
5位 あいおいニッセイ同和損保
5位 三井住友海上
5位 損保ジャパン
5位 チューリッヒ保険
5位 イーデザイン損保
5位 SBI損保
5位 三井ダイレクト損保
5位 アクサダイレクト
参考 おとなの自動車保険（別途ロードアシスタント特約）
バッテリー上がりで「しまった！」と思っても後の祭り。定期的にエンジンをかける、バッテリーにキルスイッチを付けるなど、しっかり対策をしましょう。
私がBMW2002に乗って以来、クラブの方たちも含めて、ガス欠で立ち往生となった人を見たことはありません。
ただし、燃料計が壊れたり、見知らぬ場所で給油タイミングを逃したりと、ガス欠になってしまうことは誰にでも起こり得ること。
ガス欠になったときの各保険会社の対応をランキング化してみました。それではご覧ください！といきたいところですが、各保険会社のガス欠対応は二つに分かれただけでした。
保険期間中1回まで10Lのガソリン ”無料” 提供
1位 日新火災海上
1位 あいおいニッセイ同和損保
1位 三井住友海上
1位 共栄火災
1位 損保ジャパン
1位 チューリッヒ保険
1位 イーデザイン損保
1位 SBI損保
参考 おとなの自動車保険（別途ロードアシスタント特約）
保険期間中1回まで10Lのガソリンを ”有料” 提供
9位 ソニー損保
9位 三井ダイレクト損保
9位 アクサダイレクト
ランキングも何もあったもんじゃなかったですね。すいません。
出先で車両トラブルが発生した際に、自宅または目的地までの交通費や、当日の帰宅が困難と判断された場合、当日1泊の宿泊費用が支払われるサポート。
また、保険会社によっては、同乗していたペットのペットホテル宿泊費などを負担するところもあります。
こちらは各保険会社によって、金額や対応にかなり差がでましたので、ランキング結果をどうぞご覧ください～
1位 チューリッヒ保険 ［帰宅］全員分全額補償［宿泊］全員分全額補償［ペット］宿泊費※帰宅費用は合理的と判断される手段となり、原則、電車・バス
1位 アクサダイレクト［帰宅］限度なし［宿泊］全員分全額補償［ペット］宿泊費※帰宅費用は合理的な方法と経路 ※宿泊費用は最寄ホテル（ビジネスホテルクラス）
3位 ソニー損保 ［帰宅］全員分全額補償［宿泊］全員分全額補償［ペット］1万円
※帰宅費用は合理的と判断される手段（電車・バス・飛行機・船舶・タクシーなど）
※宿泊費用は最寄ホテル（ビジネスホテルクラス）
4位 SBI損保［帰宅］限度なし［宿泊］1名15,000円
5位 あいおいニッセイ同和損保 ［帰宅］1名20,000円［宿泊］1名15,000円
5位 三井住友海上 ［帰宅］1名20,000円［宿泊］1名15,000円
7位 共栄火災 ［帰宅］1名20,000円［宿泊］1名10,000円
8位 日新火災海上 対応なし
8位 イーデザイン損保 対応なし
8位 三井ダイレクト損保 対応なし
参考 損保ジャパン（別途特約）［帰宅］1名のみ20,000円［宿泊］1名のみ10,000円
参考 おとなの自動車保険（別途特約）［帰宅］1名20,000円 ［宿泊］1名10,000円
≪以上、2021年10月時点での各保険会社のサービス内容を調べた結果となります。できうる限り正確な情報提供に努めてはいますが、ご加入の際にはあらためて保険会社に詳細のお問い合わせをお願いします。≫
古い車で自動車保険に加入するときには、保険料はもちろんのこと、車両保険の有無やロードサービスの内容も吟味して、ぜひとも適正な自動車保険をご選択ください。
